10歳からの思考の変化🧐
小さい時からゾロ目が好きな次女🤣撮影
以前のブログ↓の続編になります
【9歳の壁】【10歳の壁】
という言葉を良く耳にします👂
私は【10歳の壁】の方が的を得ている様に感じますが
小学四年生ごろの子ども達は、これまでの
具体的な事象を元にした思考から
例えば
目に見えない部分を想像で補ったり
他者の気持ちを慮ったりできるような
抽象的な思考ができる様にどんどん
成長していきます。
四年生(おおむね10歳)を担任した時の
実感として
「大人と子どもが半々」
いう印象を持っています。
子ども心も失わず、大人の話もわかってくる。
こういう発達段階にある子ども達なので
例えば 保健の授業で、第二次性徴について
学ぶのも四年生が適しています。
五年生では照れが🫣入ってしまい
体に関する大事な学習をすることが難しくなってしまうのです。
四年生の後半からは、学習内容も
ぐっと難しくなり、学習内容も抽象度が
増していきます。
わかりやすい例としては
算数の単元で「立体の展開図、見取図」
を習うのも四年生です。
頭の中で、立体を開いたり組み立てたり。
目の前に見える平面だけでなく、奥行きを
描き表したり。🎁
これは、大半の三年生までの子ども達には
難しい課題です。
教科書で四年生の後半に設定されているのが納得できます。
👦🧒🧒👦
このように
10歳を皮切りに、どんどん抽象的な思考が
できるように変化し
言うなれば、大人への階段を登っていきます。
外からどう見られるかも気になり始め
鏡を見る回数も増えます👀よね
自分中心の行動から
他者からどう見られているかを気にする様に
なりますね。
個人的な経験からですが
10歳前後でどの様な本が読めるのか
は、その子の読解力や思考力がわかるポイントだと思います。
例えば四年生の30人の子ども達を図書室へ連れていくと、それはそれは子どもの状況がよくわかります。
字の本が読み切れない子は
迷路やクイズの本、歴史漫画、学習漫画
などを好んで手に取ります。
そして、本の世界に浸るのに時間を要し
友達とすぐにおしゃべりしたくなる傾向です
たむろしたがります🤣
これまでに語彙を獲得し、自分で想像し
本の世界へ入れる子は、周りの雑音を気にせず すっと本と仲良くなります。
そして手にとっている本は
はじめは挿絵が多く字が大きいものから変化します。どんどん字が小さいものも読みこなし、ついには挿絵がなくなっても平気です📘
挿絵がなくても本が読める というのは
文字という記号を介して
頭の中に時に映像を浮かび出させ
認知していく プロセスかと思います
同じ四年生でも、本当にそれぞれの読解力、そして思考力が違ってくるなぁと
図書室の風景を見て👀しみじみと思うのです
📘🧒📘👦
以上、10歳からの子どもの思考の変化の
雑感をまとめてみましたが
個人的には14.15歳あたりで子どもの思考
(脳?)から劇的に大人の思考(脳?)へと
変化を遂げるのではないかと思っています。
また時間がある時にブログを更新できたらと思います😌
このブログも、アウトプットの機会となり
自分の考えをまとめることができて楽しい
なぁと思います。
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